多摩源流 小菅の湯

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□所在地

山梨県北都留郡小菅村3445
電話 0428−87−0888

□交通

奥多摩湖にかかる深山橋(奥多摩周遊道路への入り口)を渡り、谷沿いに国道139号線を進みます。 およそ5Kmで、すこしまとまった集落にでます。ここが小菅村の中心です。ここは奥の大菩薩峠、丹波山、上野原・大月方面の分岐点となっていますので、ここを上野原・大月方面に曲がります。川の対岸を戻る形になりますが、緩やかな上りをおよそ1Kmで「小菅の湯」の看板があります。 右折して100mほどいくと洒落た建物が見えます。

□近くの見所

●奥多摩湖
●白糸の滝
●原始村

多摩川の源流なので、東京都下のようにも勘違いしますが、ここと丹波山村は山梨県です。 丹波山村役場のところから今川峠を越えてもいかれますし、中央自動車道の上野原インターを下りて行くこともできます。 東京からだと、上野原から行くのが早いでしょう。

□料金

大人900円(3時間)
子ども500円

□営業時間

10時から19時5月〜10月
10時から18時11月〜4月
定休日毎水曜日

□概要

いわゆる第3セクターとよばれる経営による施設です。
建物は新しく、浴室はひのき風呂、ジャグジー、寝湯、打たせ湯、サウナ、露天風呂と一通りそろっています。
大広間は無料で休憩できますがレストランが併設されているので飲食物の持ち込みはできません。 営業時間内の内部の撮影はダメということで外観しかお見せできませんが、浴室エリアは独立していて長い廊下でつながれています。 利用料は少し高いのですが、この中には浴衣、バスタオル、タオルの料金も含まれていますので、入浴の支度をしていなくても利用できる点が手軽であり、かえって割安です。 客層はほとんどが東京近郊、神奈川県内からの観光客です。(多摩、八王子、相模ナンバーが圧倒的に多い)

□泉質

アルカリ性


□おすすめの日帰りコース

今回は、青梅から入って奥多摩湖、丹波渓谷、小菅の湯と回り、帰りは上野原に出て中央道から帰ります。

青梅から奥の青梅街道は今の時期、古里と氷川の間が大渋滞します。古里で青梅街道と吉野街道が合流するためと、氷川の駅近くの信号のタイミングが影響しているように感じられます。氷川を抜けると渋滞はうそのようになくなります。できるだけ早い時間に氷川を抜けてしまうのが肝心です。

今年の紅葉は、多摩渓谷全体に色が冴えず、全体に茶色っぽくてあまり奇麗ではありませんが、丹波山村の丹波渓谷と、小菅村の松姫峠付近のイロハカエデは今年も見事 な色を見せています。

紅葉の写真を撮るとき、順光で撮った場合と逆光で撮った場合では印象がかなり異なってきます。 一般に、アップで撮影するときは逆光で撮った方が透明感があって美しい写真に仕上がります。 ただ、AUTOのカメラでは絞りを補正してやらないとせっかくの紅葉が暗い影になってしまいますので注意しましょう。 順光で撮影する場合は、背景にできるだけ暗いものをもってきて立体感を出します。

人物と紅葉を一緒に撮る場合は、逆光がおすすめです。この場合、人物が暗くなりがちですし、紅葉の色がカブリますから、必ずストロボを使用します。 レンズは100mm程度のもので、絞りは開放にして紅葉をぼかしたほうがいいでしょう。
好みにもよりますが、前景に大きくぼかしたイロハカエデをもってくるとかなり雰囲気が出ます。ついでにフィルタを唾で少しぬらすとソフトフィルタと同じような効果が得られます。
私のカメラは使い捨てカメラ程度のものなので上記のようなテクニックは一切使用できませんハイ。

丹波渓谷から少し先の「花魁淵」は有名ですが、その先に一ノ瀬への入り口があります。この道は狭く谷も深いのですが目の前に大洞山の紅葉が広がり実に見事です。時間があれば行ってみましょう。

小菅村へは、丹波山村役場のある丹波から今川峠を越えて入ります。温泉でゆっくり休んだら早めに帰り支度をしましょう。

帰りは渋滞を避けて、小菅の湯から上野原に抜けます。 所々未改修の部分がありますが全体に整備されていて、何よりも交通量が非常に少ないのが助かります。ただ、気になったのはカーブにタイヤ痕がかなり残っていることです。夜間はローリング族とかが腕を競っているのでしょうか。

およそ40分程度で上野原に出ますのでここから中央道に入ります。
4時以降になると小仏トンネル手前と府中インター手前が渋滞します。 府中インター付近の渋滞では追い越し車線にいた方が無難です。インターを出ようとする車が、出口に並んでいる列に割り込もうとして走行車線をふさいでいることがままあります。ここの渋滞の原因はたいていこれです。府中を抜ければ調布料金所まで渋滞はあまりありません。(経験上)


お詫び

今回は浴室の写真がなくてすみません。一応「小菅の湯」の奥秋事務局長から、「前もって連絡していただいて9時半までに来ていただければ撮影してもかまいません。」と許可をいただきましたので、またの機会に浴場写真を掲載します。奥秋氏の話では新緑の頃もおすすめとのことです。
この「小菅の湯」のパンフレットには、女性の入浴シーンがないばかりか、入浴中の写真がいっさいありません。いままでの温泉には年齢の差はあれ必ず女性の入浴シーンがあるのですが・・・。

読者からの補足情報


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